日本の代表的な工法との違い

日本の代表的な建築工法は在来工法(軸組方法)といい、柱・梁・桁などの軸組材を組み合わせて構造を作ります。
2×4工法が躯体を面で支えるのに対し、在来工法は軸で躯体を支えるので、荷重が軸と軸との接合部に集中します。このため、地震などのような水平方向の力に弱いのが難点でした。

耐震・耐久性能を発揮する6面体ボックス構造

耐震・耐久性能を発揮する6面体ボックス構造 耐震・耐久性能を発揮する6面体ボックス構造

日本の代表的な建築工法は在来工法(軸組方法)といい、 柱・梁・桁などの軸組材を組み合わせて構造を作ります。 軸で躯体を支えるので、荷重が軸と軸との接合部に集中します。 このため、地震などのような水平方向の力に弱いのが難点でした。

しかし、2×4工法は2インチ×4インチの木材で枠を組み、 それに合板を張って壁をつくっていく工法です。 壁・床・天井の6つの面で躯体を支えるため、地震などの力を1ヵ所に集中させず、 面に分散させることになり、耐震性に優れているといえます。 又、正確なサイズのパネルを組み合わせて、この6面体ボックス構造を作り上げますので、 気密性も構造的に非常に高いものになっています。

耐火性に優れたファイアーストップ

耐火性に優れたファイアーストップ

2×4工法は、全ての壁や天井全面に石膏ボードという不燃材を使用したり、壁内部にファイアーストップ材という木材を使用するなどして、 着火を防いだり火災が広がる事を防止する構造となっています。更に建物全体の気密性が非常に高いことから、窓を閉めていれば酸素が供給されず一気に火が燃え広がることなく火災を最小限に抑えられる建物となっております。